果実庭のこだわり
「樹上完熟」
果実庭では、スーパーに並ぶ果実のように
収穫してから熟させるのではなく、
できるだけ長く樹に実った状態で完熟させています。
木に実っている時間が長いと、
鳥や虫に食べられてしまう可能性や
病気になってしまう可能性は
とても高くなってしまいます。
しかし、果実庭は樹上完熟にこだわります。
すべてはお客様に最高のタイミングで
旬のフルーツを味わってほしいから。
とことん、こだわる。
― 果実庭のこだわり ―
土作り
果実庭では、伝統として除草剤は長年使っていません。
沼田の肥沃な土地の土の中に生きている
良い微生物を生かして土を育てていくためです。
また、提携している牧場【須藤牧場】で
つくられた安全な完熟堆肥を土に混ぜて使用しています。
牛さんの餌だけでなく、牛さんの生活環境まで整え、
管理された堆肥は、
果物の味を濃厚に、おいしさに磨きをかけてくれます。
須藤牧場さんの安全な完熟堆肥
果実を愛するスタッフさんたち
果実庭は小さな果実園です。
そのため、普段から果物をつくり育てているスタッフが
販売も行っています。
つまり、畑での暑さ・寒さとの闘い
苦労を知りながら販売をしているため、
それを経験したスタッフたちは果物に愛情をもって
皆様に接します。
大切な役割を果たす ミツバチ
果樹園にとって「ミツバチ」は、果物が実るために大切な過程である『受粉』を促してくれるとても大切な存在です。
果実庭では、お隣昭和村加藤養蜂の巣箱を園内に配置し、ミツバチにはハチミツづくりをしてもらいながら、受粉のお手伝いをしてもらっています。
受粉の時期が終わると巣箱は加藤養蜂に回収され、果実庭の花の蜜でつくられたハチミツは百花みつとして販売されています。
つやつや粒ぞろいの、さくらんぼ。
―さくらんぼのこだわり―
「朝採り」さくらんぼ
さくらんぼは、デリケート。
1日経つと痛みはじめます。
朝の涼しい時間帯にスタッフみんなで採ったものが
店頭に並びます。
味の追求
良質なさくらんぼには間引きが必要です。
欲張ってたくさん実らせることはできますが、
美味しさが減ります。
だからこそ徹底的な間引きをし、
1粒1粒のおいしさを追求します。
ジューシーな桃を
味わっていただくために。
―桃のこだわり―
タイミングが命
収穫のタイミングが味を決めます。
早採りせず
熟練のスタッフが最高のタイミングで収穫をします。
採った桃がその場で味わえる
自分で採った桃がそのまま食べられる農園は
ありません。
なぜなら食べごろが難しいから。
でも、自分でとって選んだフレッシュさを
味わってみてください。
えがおになれる、りんごをつくる。
―りんごのこだわり―
職人級の剪定技術!
りんごを育てる空間づくり
剪定は、果物を育てていくうえで一番大切な作業と言っても過言ではありません。
それは、果実を育てるのは樹・太陽だからです。
果物おじさんは1度お世話をした果樹を放っておけなくなってしまってから、30年以上ずっと果実庭で果物を育てています。
「これからこの木はどんな風に育つのか?」「どんな角度で太陽の日が当たるのか」来年の樹・再来年の樹を予想しながら、
果樹のある空間を3Dとして考え、果樹にとって一番良い状態になるように剪定を行います。
他の果物も育てられる!
難しく特殊な技術です!
雪んこりんご
春でも美味しいりんごをご提供できないかと考えていた時、
たまたま近所のおばあさんから
「昔から沼田の人たちは雪の中に白菜や大根をしまっておいて、春になると掘り起こしてみずみずしい野菜を食べていた」
という話を聞きました。
りんごの貯蔵に必要なのは一定の低温と高い湿度。
雪の中は一定の低温と高い湿度で条件もピッタリ。
貯蔵施設を作ると大きなコストや電気代がかかりますが、雪の中に埋めれば電気代はかからずに環境に優しく貯蔵もできます!
雪中保存の勉強と試行錯誤を重ね、
たんばらスキー場の雪の中に冬の間りんごを埋めて完熟させる
みずみずしくてあま〜い【雪んこりんご】ができました!
毎年1月の中旬にりんごを埋め、4月下旬に掘り起こします。
毎年約1万個の雪んこりんごを生産しますが、
4月下旬〜5月上旬の間で売り切れてしまう人気の品種です。
雪んこりんご | |
食べる時期 | 4月下旬~ |
味の特徴 | 収穫時と変わらぬみずみずしさ 酸味が抜けたまろやかな甘さ |
おすすめポイント |
収穫時と遜色なく、 春でもシャキッとあま〜いのは 雪んこりんごならではの特徴です。 3ヶ月間雪の中で眠り、 美味しさがパワーアップした雪んこりんごを食べてみてください! |